トップ > 私たちが目指すこと
「看護師の在り方に悩んでいます、”介護職のサポート的な存在”になりたいのですが…」
「”病院では医師の指示”のもとに動いていましたが、判断に迷う時がある…」
「高齢者は成人と違い、症状も非定型で自分からの訴えが少なく、また認知症のため適切な表現が出来ないなど、判断がとても難しい」
「頼る人が少ない中で常に判断が求められ、本当に正しかったのか”不安と責任”を感じる」
「介護をきちんとしたいと思うと、看護師の”仕事が後回し”になり自分は何なのかと悩みます…」
「高齢者施設での看護を”楽だと勘違い”している人が多い、また病院看護に囚われすぎている同僚に対してどうしたらよいか…」
「病院看護の情報は多いが、施設看護の”情報が本当に少なく”、最新の情報を知りたい」
という声を良くお聞きします。
老人看護とは、老いてゆくがゆえの衰えと、追い打ちのようにやってくるさまざまな病い、不完全な回復、そして、いずれ訪れる死に至るまでの長い健康上の問題や健康予防を求める人々を対象とし、一人ひとりの身体が本来的に備えている生命力を生活の場において支援する活動、といえます。
老人看護には、病院看護ではなかなか味わえないけれども高齢者介護施設では手に入れることができるケアの面白さがあります。
これをケアの特色という観点から挙げておきましょう。
施設看護師は、本当に”魅力と夢”のある職業です。
大きな病気にかかり障害を負ってしまったお年寄りの心の痛みに、苦しみに、最期の時まで医療と生活という両面から寄り添うことができる、”唯一の存在”です。
高齢者施設では、病院のような医師の指示もなく、看護師も少ない限られた医療環境下で幅広い看護実践が求められ、同時に責任もますます増しています。しかし現状は、看護業務が明確に確立しておらず、専門性を発揮することが難しいといえます。
一人の力では出来ないことも、”みんなで支え合い、共感し合うことで”施設看護師の専門性を活かしたやりがいのある看護を現場から確立し、お年寄りが最期までその人なりの生活を送っていただけることを目指します。
2011年4月1日 | 全国高齢者施設看護師会の設立 高齢者施設における看護師の専門性について活動をスタート |
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詳しい活動内容に関しては、今までの活動ページを御覧ください。