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全国高齢者施設看護師会
施設看護師の現状


■現場の声
「看護師の在り方に悩んでいます、
"介護職のサポート的な存在"になりたいのですが…」
"病院では医師の指示"のもとに動いていましたが、判断に迷う時がある…」
「高齢者は成人と違い、症状も非定型で自分からの訴えが少なく、また認知症のため適切な表現が出来ないなど、判断がとても難しい」
「頼る人が少ない中で常に判断が求められ、本当に正しかったのか
"不安と責任"を感じる」
「介護をきちんとしたいと思うと、看護師の
"仕事が後回し"になり自分は何なのかと悩みます…」
「高齢者施設での看護を
"楽だと勘違い"している人が多い、また病院看護に囚われすぎている同僚に対してどうしたらよいか…」
「病院看護の情報は多いが、施設看護の
"情報が本当に少なく"、最新の情報を知りたい」
という声を良くお聞きします。


活動指針

■私たち全国高齢者施設看護師会は、高齢者施設の看護師が専門性を発揮できる環境を作ることで、お年寄りが「その人なりの生活」を最期まで送っていただくことを目標に活動しております。

『施設看護は今まさに大きな転換期にあり、
 施設看護師の輪を広げたい』


施設看護師は、本当に
"魅力と夢"のある職業です。
大きな疾患に掛かり障害を負ってしまったお年寄りの心の痛みに、苦しみに、最期の時まで医療と生活という両面から寄り添うことができる、
"唯一の存在"です。

高齢者施設では、病院のような医師の指示もなく、看護師も少ない限られた医療環境下で幅広い看護実践が求められ、同時に責任もますます増しています。しかし現状は、看護業務が明確に確立しておらず、専門性を発揮することが難しいといえます。
一人の力では出来ないことも、
"みんなで支え合い、共感し合うことで"施設看護師の専門性を活かしたやりがいのある看護を現場から確立し、お年寄りが最期までその人なりの生活を送っていただけることを目指します。


沿革

2011年4月1日

全国高齢者施設看護師会の設立

高齢者施設における看護師の専門性について活動をスタート
2011年4月13日 第一回研修会を開催